資格がなくても仕事になる人は、もう職場にいた

個人事業主準備というと、資格を取る、副業を始める、何かを「名乗る」ことを考えがちです。
でも最近、職場のある出来事を見て、仕事になる前段階の大事なものに気づきました。
それは、とても身近なところにありました。

資格なしでできる仕事の芽|手作り雑貨を仕事にしない友人から感じた静かな需要

整理整頓が得意な同僚の仕事ぶり

職場に、整理整頓がとても得意な人がいます。
私自身も片づけは嫌いではありませんが、正直、レベルが違います。
彼女が担当した場所は、

  • 必要なものがすぐ取り出せる
  • 動線が自然
  • なぜか雰囲気までよくなる

「きれいになった」以上の変化があります。

捨てているのに、不便にならない

印象的なのは、かなりの量を処分しているにもかかわらず、誰からも「困る」「使いにくい」という声が出ないことです。むしろ、

  • 前より使いやすい
  • 探さなくてよくなった

という反応ばかり。
これは単なる整理整頓ではなく、使う人の立場で考え抜いている結果なのだと思います。

本人は「仕事にしよう」とは考えていない

彼女は、整理整頓を仕事にしようとは考えていないようです。
資格を取る話も聞きませんし、事業化を意識している様子もありません。
それでも私は、もし事業として始めたら、ぜひ依頼したいと、自然に思いました。
ここが一番のポイントです。

仕事の正体は、信頼の積み重ね

この出来事を通して感じたのは、

  • 資格があるかどうか
  • 名刺を持っているかどうか

よりも、「この人なら任せたい」と思わせる日常の積み重ねが仕事の土台になっている、ということでした。
整理整頓そのものではなく、判断力・センス・相手目線。
それが、知らないうちに評価されている。

個人事業主準備としての気づき

定年前の今、「何が仕事になるか」を無理に決めなくてもいいのかもしれません。
まずは、

  • 自分は何が苦でないか
  • 周囲から自然に頼られていることは何か

を、静かに見つめる段階がある。
そして、まだ何も始めていない人の中にも、すでに信頼は育っているということを知るだけでも、準備になります。

まとめ:資格なしで始まる仕事は、静かに育つ

資格がなくても、派手な発信をしていなくても、仕事につながる人は、日常の中で信頼を積み上げています。
整理整頓に限らず、こうした「静かな評価」に目を向けられるようになったのは、定年前の今だからこそかもしれません。
個人事業主準備とは、何かを始める前に、自分や周囲をよく観察することなのだと感じています。

定年後、趣味・特技を仕事にするという選択